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【鞍馬口】さらさ西陣、マジョリカタイルが魅力 銭湯をリノベーションしたカフェ 【京都朝報】

元銭湯、現西陣カフェ

 千本通りから鞍馬口通りを東に進むと、唐破風の屋根で風格のある建物がある。さらさ西陣だ。なんと、もともとは風呂屋「藤の森温泉」だったという――藤の森温泉は1930年代に開業した温泉で、2000年にさらさ西陣が開店した。特徴は「マジョルカタイル」と呼ばれるアンティークタイルが一面に貼られているところ。店内には綾瀬はるかがロケーション撮影に使った際のポスター画像も貼られている。

玄関口にあるマジョリカタイル――マジョリカタイルはスペインにある「マヨルカ島」の陶磁器製品を模倣した、イギリスのメーカーが「マジョルカタイル」として販売したのがはじまりという。
店内のマジョリカタイル。1枚1枚の製作に手間がかかる。1枚数千円で取引されているものもある。同店のタイルは「和製」マジョリカタイルだ。

ドリンクメニューが豊富

メニューはドリンクメニューが豊富だ。ケーキや紅茶はもちろん「チャイ」なども楽しむことができる。店頭のケースではケーキも売られている。内装の華やかさ、趣のある店内の風景のもとで提供される。

銭湯だったころの名残なのか「サンライト浴場用濾過機」という文字が打たれている――80年近くの歴史がある銭湯のリノベーションならではの趣。
雑貨コーナー。京都市のカフェを紹介する本や、同店のイラストなどが並ぶ。

迫力満点のトルコライスセット

頼んだのはトルコライスセット――来店時2022/06/10時点では1,300円で、トルコライスとドリンクがセットになっていた。頼んで10分ほどで料理が到着する。ウォーターサーバーが置かれており、水のお替りはセルフ。マジョリカタイルを眺めながら、すぐに時間が過ぎる――雑貨コーナーには時間を忘れることのできる本やイラストが並んでいるのがうれしい。

トルコライス――おおきな皿に盛られており、インパクトが大きい。

内装にもお店のこだわりが垣間見える。それぞれの席のイスが変わっている。有名メーカーのイス/ソファーもあるが、アンティークのものもある――イス/ソファーだけでも見ていて楽しい。

内装も凝っている。個性的なイス・机がならぶ――トイレの内装もおしゃれだ。
あつあつ鉄板ブラウニー。限定メニューだが名前の通り「あつあつ」の鉄板にブラウニーが載っている――とてもおいしい。

店舗情報

住所

〒603‐8223

京都市北区紫野東藤ノ森町11-1

営業時間

12:00→22:00

定休日

水曜日

電話番号

075-432-5075

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